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いちご泥棒![]() ドナに割引券が置いてあったので、今日は美術館。 お昼頃、上野に到着。 東京都美術館での「アーツ&クラフツ展」は平日にも関わらず、かなりの人。 八割は暇をもてあそぶマダムたち。 薔薇や石榴や蔦がからみ、マリーゴールドが咲き乱れ、その間を鳥や獣が遊ぶ森。 ウィリアム・モリスの森。 効率性、合理性を優先させたが故に「人間性」を失った産業化・工業化への危惧、 そして生まれたデザイン運動。 役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。 ―ウィリアム・モリス 「貴婦人と動物のサイドボード」と赤い壷、
オットー・ヴァーグナーの肘掛け椅子がステキだったなー。 展示を見終わってから、「いちご泥棒(Strawberry Thief)」(なんてかわいい名前!!)と「果物/石榴」のファブリックの絵葉書と手鏡を買った。 この手鏡がとっても気に入った。 一見少し大きめの缶バッチ、裏が鏡面仕上げになっていて、表面はもちろんウィリアム・モリスのファブリックプリント。 公園内の他の美術館のミュージアムショップものぞいた。 フリーダ・カーロのマグネットセットが最高だったけど、高いしマグネットつける場所ないしで諦めた。 お腹が空いたので動物園入口横のピザスタンドでサラミ・ピッツァと生ビールを。ちょっと風が冷たいけど、久々の外ビールを堪能。 店のテラス席には異邦人ばかり。 ピザが焼きあがって番号を呼ばれても解さないお客ばかり。 自分がどこにいるのかわからなくなる。 ぷらぷらと久しぶりの谷中を散歩。 ころころと相変わらず猫が闊歩。 目的のカフェについたが、ちょっとコアすぎてやめた。 で向かったのが、cafe NOMAD。 入った瞬間、「正解」。 シックな内装、席の間の距離、使い勝手の良さそうなキッチン。 ご主人とご夫人の着かず離れずな感じの接客。 サワーチーズケーキとエスプレッソ(ダブル)を注文。 うん、おいしい。 流れているCDが一枚終わると、平積みされた中からご主人がさくっと選んでさくっと再生。 CDのジャケットをさっと壁にかける。 これだけでこのお店が好きになる。 ご主人がお店を楽しんでるのがわかって嬉しくなっちゃう。 村上春樹の「辺境・近境」を開く。 ああ、おもしろい。 そういえば、誰かが村上春樹はエッセーがおもしろいと言っていた。 そして、メキシコ大旅行でにやけてしまう。 メキシコのあの捉えようのない空気感が文章につまってる。 もいちどメキシコに行きたーい。 コンパナを追加してメキシコの章を読み終わってから退店。 本が止まらなくて、香川のうどんの章を読んでるうちに大手町を降り過ごし、 東西線に乗り換えてから今度は中国の章。 中国の列車の様子が蘇ってきて、東西線は上海から成都へ向かうあの時の列車に。 土色の低い家、土色の風景が地下鉄の車窓に流れる。 ああ、中国にも行きたい。 限界、近し…。 :: 米
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